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南仏時間 モンペリエ

25 octobre 2013

Tram

モンペリエのシンボルであり、無くてはならない存在なのが、市内を走るトラムです。

電車でモンペリエに到着して駅をでると、カラフルな車両が次々と目の前を交差していきます。現在は4つの線が運行されており、全路線が乗り入れるSaint Roch駅前は、色の違うトラムが忙しく行きかいます。

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運行開始当時、唯一の路線だった1号線/Ligne1は青空を飛ぶヒバリ。モンペリエといえばこの鮮やかな青を思い出すように、長年親しまれたデザインです。鉄道駅やコメディ広場を通り、北はMosson、南はOdysseumまでを結びます。

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2006年に導入された2号線/Ligne2はカラフルな花柄。洗練されたブルーに親しんだ市民からは当時賛否両論の声がありましたが、今はすっかり街の景色に馴染んでいます。1号線とクロスするように、西のSaint-Jean de Védas と東のCastelnau-le-Lez, Jacouを結びます。

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そして2012年、3号線、4号線が導入されると街の雰囲気はがらりと変わりました。クリスチャン・ラクロワが車両のデザインしたことも話題になりました。海へと延びるLigne3は海のモンスターが、街の中心部をめぐるLigne4は金色の刺繍柄がモチーフになっています。

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それぞれ好みはあるでしょうが、わたしはやはり慣れ親しんだブルーがいちばん好きです。

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車内は明るく眺めもよし。1回券や10回券のほか1日乗車券も販売しています。乗り場にある自動販売機でチケットを購入したら、車内の打刻機でvalidationを忘れずに。乗り降りの際はドアについたボタンをプッシュしてドアを開けます。

観光にもとても便利なトラムをぜひ使いこなしてみてください。

TaM - Transports de l'agglomération de Montpellier
http://www.tam-voyages.com/

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20 octobre 2013

le Lez/レズ川

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散歩やジョギングコースとして市民に愛されているのが、アンティゴンの隣を流れるレズ川です。モンペリエの北、Saint-Clément-de-Rivière から湧きでてMonferrier-sur-Lez やCastelnau-le-Lez、そしてモンペリエを流れ、人気のビーチエリアPalavas-les-Flots で地中海に注ぎます。

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70年代の都市開発でアンティゴン地区が誕生した後、都市化はレズ川に沿って南へ海へむかって進んでいるといわれています。その象徴として2011年にモンペリエの市庁舎がポート・マリアンヌ/Port Marianne地区に移転しました。開発著しいこの地区は、近代的な建物や商業施設が建ち、大きな池や公園も整備されています。

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新市庁舎は近代的

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ふだんはピクニックや日光浴も楽しめる静かな川岸ですが、特設会場が組まれて大規模なイベントが行われることもあります。定番になったエクストリームスポーツの祭典、FISE。日本ではあまり見る機会がありませんが、日本人選手も大活躍しています!

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途中のLattes にあるPort Arianne。内陸ですがレジャーボートが並び、リゾートの雰囲気。

レズ川沿いの町としては上流のMonferrier-sur-Lez やCastelnau-le-Lezでも水の豊かさを実感する美しい風景に出会うことができます。水のある景色、人の心まで豊かにしてくれる気がします。

 

7 octobre 2009

Carterie

旧市街にとても有名なカード屋さんがあります。

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カードストリートかと思うほどに 路地いっぱいにカラフルなカードが並び、観光スポットにもなっています。 バースデーカードから絵葉書からアートな作品まで、 あらゆる用途に対応できるメッセージカードがそろい、見ているだけでも楽しめます。

大切なひとへのメッセージに、ぜひとっておきの1枚を探してみてください。

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Images de Demain - 10 rue de Vieille
Rue de la Loge通りから少し左に入ったところ

5 octobre 2009

Trompe l'oeil

 

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街中を歩いているときに出会うのが、こんな遊び心のある壁画。 家の壁に描かれた絵、だまし絵なのです。

これはモンペリエの聖人Saint Rochをまつる教会Eglise St.Rochの正面。 地元ではよく知られたスポットで、教会前の階段によく人が集まります。窓ガラスに映る教会のファサードまで描かれています。この中に本物の窓が1つだけあるんですよ。

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この日は植木屋さんが、何やら広げています。もちろんこれは実物。

他にも思いがけないところに現れる、だまし絵。ほかにもたくさんありますので、注意して探してみてください。

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12 septembre 2009

Médiathèque Centrale Emile Zola

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市内の各地区にある図書館の中で規模が大きく中央図書館的なものが、 AntigoneにあるメディアテックEmile Zola。

登録して貸出カードをつくらなくても、閲覧のみなら誰でも自由です。 自習机も多いので、調べ物をしたり、集中して勉強したいときに重宝します。

自然光を取り入れた近代的で斬新なデザインは、それだけでも訪れてみる価値があります。

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こんなおしゃれな公立図書館は日本ではなかなかお目にかかれません。

しかし、終業時刻きっかりに仕事をおえて職場を離れるフランス人。 閉館時間にはしっかり追い出されてシャッターが閉まります。笑

ギャラリーラファイエットと同じ建物内にあるメディアテック Federico Felliniは充実した映画コレクションが有名です。 フランスで人気のYasujiro OzuやMIFUNEの作品もそろってます。

Médiathèque Centrale Emile Zola
●トラムLigne1,2:Place de l'Europeからすぐ

Médiathèque Federico Fellini
●トラムLigne1:Antigoneからすぐ

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10 septembre 2009

ポリゴン/Polygone

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コメディ広場から大きな人の流れが向かう先についていくと、 たどり着くのがポリゴン。モンペリエで生活していると必ずお世話になる ショッピングセンターです。

モノプリ、薬局、携帯ショップ、fnac(フランス版Tsutayaみたいなもの) コスメ、インテリア、ZaraやGapをはじめとするファッションブランド、 地下にはスーパーやフードコートがあり、大抵のものがそろいます。

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奥に進むとギャルリーラファイエットにつながります。 パリのお店には似ても似つかない小規模なものですが、 ブランドコスメや日本でも知られるフレンチブランド、 贈り物にも使えそうなインテリアやキッチングッズが見つかります。

Odysseum地区に大規模なショッピングモールができてから少し影が薄くなりましたが、それでも散歩がてらつい寄り道してしまう便利なショッピングエリアです。

ラファイエットを抜けて外にでると、そこは白いネオクラシックの建物が 並ぶアンティゴン地区。旧市街からアンティゴン方面への抜け道としても ポリゴンは活用されているのです。

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10 août 2009

エグモルト/Aigues-Mortes

モンペリエから海岸線を東に約30キロ。ピンクフラミンゴや白馬で知られるカマルグに、 城壁で囲まれた中世の町が現れます。

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エグモルト(死んだ水)の名は周囲の沼地や潟湖に由来するそうで、かつては十字軍の遠征拠点としても繁栄した港町でした。
訪れる観光客は多いですが、城壁の中は意外と静か。

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レストランの看板にはカマルグの十字架/la Croix camarguaise が見えます。このあたりでよく目にする、カマルグのシンボルマークです。

ここに来たらぜひ城壁に上ってみてください。13世紀に建てられた1634mの城壁が町を四角く囲み、歩いて一周することができます。

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ペタンクに興じるおじさんたち。南フランスで必ず目にする光景です。

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夕暮れ時には特に美しい景色が広がります。のどかなカマルグの湿原地帯や塩田をゆっくりめぐるにはドライブがおすすめです。

 

●モンペリエからはHérault transportのバス#106で。こちらのバスではCarnon、la Grande Motte、le Grau du Roi など海岸線の人気エリアにアクセスができます。

 

9 août 2009

サント・マリー・ド・ラ・メール/Saintes-Maries de la Mer

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エグモルトと並んで大好きなカマルグの町が、ここサント・マリー・ド・ラ・メールです。

海の聖マリアたち。かつて、3人の聖マリア(Marie Jacobe、Marie Salome、Marie Madeleine)が舟でこの地にたどり着いたと言い伝えられています。

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町の中心にある教会は決して大きくはありませんが、特徴のある主塔は遠くからでも一目でわかる町のシンボル。海賊などの侵入者から守るため、要塞としての機能も備えていました。地下には「黒い聖母」信仰で知られる聖サラの像がまつられています。

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教会の入り口にはカマルグの十字架/la Croix camargaise が。

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カマルグの各地でみられるこの十字架は、牛馬の番人(gardian)をあらわす十字架と、漁師をあらわす錨、そこに聖マリアのハートを組み合わせてあり、それぞれ信、望、愛という対神徳をあらわしています。

町を歩くとパステルカラーの扉が並びます。素朴ながらプロヴァンスならではの可愛いらしい家並みに癒されます。

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南フランスの定番のお土産、マルセイユ石鹸とラヴェンダーのサシェ。

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カマルグ地方の中心地とされるサント・マリー・ド・ラ・メールは、車ならモンペリエからも簡単にアクセスができます。アルルからはバスでのアクセスも可能。

広い空と青い海とカマルグ特有の自然を楽しみに、ぜひ足を運んでみてください。

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5 août 2009

サン・ギレム・ル・デゼール/Saint-Guilhem-le-Désert

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モンペリエの近郊に、『フランスの最も美しい村』に選ばれた村があります。ガリグ大地が広がるモンペリエの北西、エロー川が近くを流れるジェローヌ渓谷に、まるで秘境のように石造りの集落が現れます。

その人里離れた立地から9世紀に修道院が建てられました。サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路/Chemin de Saint-Jacques de Compostelle として、エロー川にかかるle Pond du Diable橋とともに世界遺産にも登録されています。

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時間がとまったかのように中世の姿をとどめ、素朴な家並みや石畳はどこを眺めても絵になります。

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今はレストランやカフェが並び、多くの観光客が訪れます。

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裏山に登ると、まるで空から見下ろしたかのように”秘境”を一望することができます。晴れた日にはぜひ登ってみてください。

文化財だけでなく、この地方特有の石灰質の大地や、豊富な水資源など、フランスの大自然に触れることができるのがこの地域の魅力です。とても美しい鍾乳洞、la Grotte de la Clamouseもこの近くです。

●モンペリエから車で約40分。またはHérault transportのバス#308(市内を走るTamとは違う会社です)

 

4 août 2009

クラムス鍾乳洞/la Grotte de la Clamouse

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フランスの県名が、その県内に存在する山や川などの自然要素から由来しているように、エロー県の名前も、県内を流れるエロー川/l'Hérault からつけられました。セヴェンヌ山脈から流れでたエロー川は美しい峡谷をつくりだし、地中海に注ぎます。

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サン・ギレム・ル・デゼールに向かう途中にクラムス鍾乳洞があります。

1945年に発見され、その美しさで知られています。広大な洞窟内はところどころライトアップされ、さまざまな表情をみせる大迫力の鍾乳石に圧倒されます。

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近くにはサン・ギレム・ル・デゼールやエロー峡谷、ポン・デュ・ディアーブル橋など、見所が満載です。

●Hérault transportバス#308、サン・ギレム・ル・デゼールの手前のバス停「Grotte de Clamouse」下車

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